地下アイドルから有名になった人・グループ|メジャーとの違いも紹介

悩み・疑問・雑学
記事内に広告が含まれる場合があります。

地下アイドルとは、一般的にはメジャーデビューを果たしていないアイドルを指します。

全国的な知名度は低く、主に小規模なライブハウスやイベントで活動していて、ファンとの距離が近いことが特徴です。

しかし、中には地下アイドルからメジャーな舞台に進出し、全国的に広く知られるようになった人たちもいます。

この記事では、地下アイドルから有名になった人やグループを紹介すると共に、地下アイドルとメジャーアイドルの違いについても考察します。

記事の内容
  • 地下アイドルから有名になった人
  • 地下アイドルから有名になったグループ
  • 地下アイドルの定義
  • メジャーアイドルとの違い:どこまでが地下アイドル?
  • 地下アイドルは人気ないの?
  • よくある質問
スポンサーリンク

地下アイドルから有名になった人はいる?

地下アイドルから有名になり、現在ではテレビや映画、音楽業界で活躍している人もいます。

独自の魅力と努力でファンを増やし、メジャーな舞台へと進出しました。

地下アイドルから有名になった人

まずは、地下アイドルから個人として有名になった人を5人紹介します。

  • 橋本環奈
  • あのちゃん
  • ファーストサマーウイカ
  • 最上もが
  • もえのあずき

橋本環奈

橋本環奈(はしもとかんな)さんは、福岡のローカルアイドルグループ「Rev. from DVL(レブ・フロム・ディーブイエル)」のメンバーとして活動していました。

橋本環奈さんが一躍有名になったのは、2013年に撮影された「奇跡の一枚」と呼ばれる写真がきっかけです。

この写真が2ちゃんねるやTwitterで「千年に一人の美少女」として拡散され、一気に全国的な知名度を得ました。

その後、数々の映画やドラマ、舞台などに出演し、女優としても成功を収めています。

あのちゃん

あのちゃんは、アイドルグループ「ゆるめるモ!」の元メンバーです。

独特なキャラクターとユニークな発言や行動、個性的なファッションセンスがファンに支持され、グループ卒業後もテレビや雑誌で活躍しています。

また、パフォーマンスでファンを魅了し、ソロアーティストとしても活動を続けています。

ファーストサマーウイカ

ファーストサマーウイカさんは、大阪で舞台女優として活動した後に、上京してアイドルグループ「BiS(ビス)」のメンバーになりました。

過激なパフォーマンスで有名なグループで、ファーストサマーウイカさんはグループ在籍中からその個性的なキャラクターで注目を集めていました。

グループ卒業後は、タレントや女優として幅広く活躍し、バラエティ番組でもその存在感を発揮しています。

最上もが

最上もがさんは、アイドルグループ「でんぱ組.inc(でんぱぐみインク)」の元メンバーです。

アイドルとして活動していた頃から、透明感のあるビジュアルや独特の世界観で注目を集め、モデルや女優業へも進出しました。

個人の活動を通して、グループの知名度アップにも貢献しました。

もえのあずき

もえのあずき(もえあず)さんは、大食いアイドルとして知られています。

アイドルグループ「バクステ外神田一丁目(バクステそとかんだいっちょめ)」のメンバーとして活動しながら、大食い大会での活躍で注目を集めました。

その後、テレビ番組やイベントへの出演が増え、大食いタレントとしての地位を確立しました。

地下アイドルから有名になったグループ

次に、地下アイドルから有名になった4つのグループを紹介します。

  • BiSH
  • でんぱ組.inc
  • 仮面女子
  • iLiFE!

BiSH

BiSH(ビッシュ)は、2015年に結成された「楽器を持たないパンクバンド」として知られるアイドルグループです。

地下アイドルとしてスタートし、過激なパフォーマンスや独特の世界観で注目を集めました。

2016年にはメジャーデビューを果たし、以降は横浜アリーナや大阪城ホールでのワンマンライブ、NHK紅白歌合戦への出演など、数々の大舞台で活躍しました。

代表曲には「オーケストラ」や「プロミスザスター」などがあり、幅広い音楽性が特徴です。

でんぱ組.inc

でんぱ組.inc(でんぱぐみインク)は、秋葉原のライブ&バー「秋葉原ディアステージ」で働くメンバーを中心に、2008年に前身の「でんぱ組」として結成されたアイドルグループです。

「萌えキュンソングを世界にお届け」をキャッチフレーズに、アニメやゲームなどのオタク文化を取り入れた楽曲で人気を博しました。

2010年にはメジャーデビューを果たし、以降は日本武道館や国立代々木第一体育館での単独公演を大成功させるなど、メジャーシーンでもその存在感を示しました。

仮面女子

仮面女子(かめんじょし)は、ホッケーマスクをかぶってパフォーマンスを行う異色のアイドルグループです。

2013年に結成され、その独特なスタイルとエネルギッシュなライブパフォーマンスで注目を集めました。

2015年には、「元気種☆」がオリコン週間シングルランキングでインディーズレーベルの女性アーティストとして初めて1位を獲得し、話題になりました。

iLiFE!

iLiFE!(アイライフ)は、2020年にデビューしたアイドルグループで、「私(i)と貴方(!)で作るアイドル(i)ライフ(LiFE)」をコンセプトに活動しています。

2022年にTikTokで「アイドルライフスターターパック」が話題となり、一躍注目を浴びました。

渋谷トレンドリサーチが調査した「2023年総括!高校生最新トレンドランキング」では、「今年一番話題になったアーティスト・アイドル」の4位にランクインするなど、若者を中心に人気を集めています。

参考:渋谷トレンドリサーチ

地下アイドルの定義

地下アイドルとは、主に小規模なライブハウスやイベントなどで活動するアイドルのことをいいます。

メディアへの露出が少なく、ファンとの距離が近いことが特徴です。

一般的には、メジャーレーベルと契約しておらず、インディーズで活動しています。

メジャーアイドルとの違い:どこまでが地下アイドル?

地下アイドルとメジャーアイドルの違いは、活動規模やメディアへの露出量、所属事務所の規模など、様々な要素が複雑に絡み合っています。

活動規模

地下アイドル::小規模なライブハウスでの活動が中心で、ファンとの距離が近いのが特徴です。握手会やチェキ会など、ファンとの交流を重視したイベントを頻繁に行います。

メジャーアイドル:大規模なコンサートホールやアリーナ、ドームなどでの公演が多いです。全国ツアーや大規模なイベントにも参加します。

露出

地下アイドル:インターネットや地域密着型のイベントでの露出が中心です。

メジャーアイドル:テレビ、ラジオ、雑誌など、全国的なメディアへの露出が多く、CM出演やドラマ・映画への出演など、多岐にわたる活動を行っています。

所属とプロモーション

地下アイドル:インディーズレーベルや小規模な事務所に所属していることが多く、自主制作のCDやグッズを販売することが一般的です。プロモーション活動も自分たちで行うことが多いです。

メジャーアイドル:大手のレコード会社や芸能事務所に所属し、プロモーション活動も大規模に行われます。レコード会社や事務所のサポートを受けて、広範なマーケティング戦略が展開されます。

収入

地下アイドル:メディア露出が少ないため収入は不安定です。多くの場合、固定給は低く、チケット販売やグッズ販売のインセンティブが主な収入源となります。アルバイトをしながら活動を続けることが一般的です。

メジャーアイドル:固定給や歩合給がしっかりと支払われ、CM出演やメディア出演が多く、CDやグッズの売り上げ、コンサートツアーの収益なども含めて収入が安定しています。

ファンとの距離

地下アイドル:ファンとの距離が非常に近く、握手会やチェキ撮影などのイベントを通じて直接交流する機会が多いです。

メジャーアイドル:ファンとの距離がやや遠くなりがちですが、大規模なイベントやコンサートで多くのファンと接する機会があります。

地下アイドルとメジャーアイドルとの間に明確な線引きはありませんが、メジャーレーベルからCDリリースしているかどうか、2000人規模のライブ会場で継続的にライブを開催できるかどうかが主な目安とされています。

しかし、インターネットの普及やアイドルの多様化により、この境界線は常に流動的です。

地下アイドルは人気ないの?

すべての地下アイドルが人気がないというわけではありません。

地下アイドルはメジャーアイドルとは異なる魅力を持ち、熱狂的なファンを獲得しているグループも多いです。

地下アイドルの人気は、身近さや個性、そして応援したいというファン心理が大きく関わっています。

地下アイドルはライブ会場で直接触れ合う機会が多く、ファンとの距離が近いことが特徴です。

握手会や特典会など、ファンとの交流を通して生まれる特別な絆が、地下アイドルの魅力の一つと言えるでしょう。

また、メジャーアイドルとは異なる個性的な楽曲やパフォーマンス、そしてメンバーのキャラクターも、ファンを惹きつける大きな要素となっています。

さらに、まだメジャーデビューしていない、これから成長していくアイドルを応援したいという気持ちを持つファンが多いことも、地下アイドルの人気を支えています。

地下アイドルから有名になった人:よくある質問

地下アイドルに関する疑問や興味を持つ方は多いでしょう。

最後に、地下アイドルに関するよくある質問の回答を解説します。

地下アイドルはやばい?

地下アイドルの活動には厳しい面もあります。

例えば、労働環境が過酷であることや、収入が不安定であることなどです。

一部の地下アイドルは、低賃金で長時間働くことを強いられています。

また、恋愛禁止などの厳しいルールが存在したり、ハラスメントされたりすることもあります。

ただし、これらの問題に対して改善の動きも見られているようです。

地下アイドルの年収はいくら?

地下アイドルの年収は、事務所との契約内容や活動の規模、人気によって大きく異なります。

一般的には、月収10万円前後で、年収にすると120万前後といわれています。

月収5万円以下、年収60万円以下の人も多いです。

まったく人気がないと、0円もありえます。

ただし、ファンが増えたり、太客が付いたりすると、年収が数百万円になることもあります。

給料は「歩合制」または「固定給+歩合制」の場合が多く、主にチケットバックやチェキバックなどが収入源です。

地下アイドルの元祖は誰?

1990年代後半ごろに、「四ッ谷サンバレイ」というライブハウスが東京四ッ谷で開業し、メディア露出がないアイドルがライブを行うようになりました。

四ッ谷サンバレイが地下にあったことから、そのアイドルたちを地下アイドルと呼ぶようになったのが語源といわれています。

また、1992年に18歳でフリーランスになった宍戸留美(ししどるみ)さんが、元祖インディーズアイドルとして知られています。

地下アイドルから有名になった人:まとめ

今回の記事のまとめです。

  • 地下アイドルから有名になった人
    ◦橋本環奈
    ◦あのちゃん
    ◦ファーストサマーウイカ
    ◦最上もが
    ◦もえのあずき
  • 地下アイドルから有名になったグループ
    ◦BiSH
    ◦でんぱ組.inc
    ◦仮面女子
    ◦iLiFE!
  • 地下アイドルは、小規模なライブハウスやイベントなどで活動するアイドルのこと
  • メジャーアイドルとの違いは、活動の規模やメディア露出、所属事務所など
  • 地下アイドルは、特定のファン層に強い支持を受けている
  • 地下アイドルの年収は、契約内容や活動の規模、人気などで変わる
  • 過酷な労働環境や不安定な収入など、地下アイドルの活動には厳しい面もある
  • 地下にあった四ッ谷サンバレイでライブをしていたアイドルが地下アイドルの語源
  • 元祖インディーズアイドルは宍戸留美

地下アイドルは、メジャーアイドルとは異なる独自の魅力を持っています。

メディア露出は少ないですが、ファンとの距離が近く、応援する楽しさがあります。

いろいろなグループをチェックして、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました