箱推しは、グループ全体を応援する推し方のことです。
箱推しになると、特定のメンバーだけでなくすべてのメンバーの魅力を楽めますが、時には様々な理由で嫌われることがあります。
グループ全員を応援するのは悪いことではないにもかかわらず、なぜ嫌われるのでしょうか?
この記事では、箱推しが嫌われる理由に加え、箱推しのメリット・デメリット、単推しやDDとの違いなども詳しく解説していきます。
箱推しが嫌いなのはなぜ?
箱推しはグループ全体を応援するスタイルですが、その推し方には賛否があります。
なぜ箱推しが嫌われるのでしょうか。
箱推しが嫌われる理由
箱推しが嫌われる理由にはいくつかの要因があります。
これらの要因を理解することで、箱推しに対するネガティブな感情を和らげることができるかもしれません。
- 1人1人を表面的にしか見ていない
- 特定メンバーを贔屓する
- 特定メンバーにだけ厳しい
- メンバーのソロ活動を否定する
1人1人を表面的にしか見ていない
箱推しが嫌われる一つの理由は、メンバー一人一人を表面的にしか見ていないと感じられることです。
箱推しのファンは、グループ全体を応援するため、個々のメンバーの細かい部分を把握しきれない場合があります。
そのため、単推しのファンからすると、特定のメンバーに対する深い愛情や理解が欠けているように感じられることがあるのです。
推しのことを箱推しには語ってほしくないという単推しもいます。
特定メンバーを贔屓する
箱推しのファンは、実際には特定のメンバーを贔屓している場合があります。
例えば、グループ全体を応援していると言いながら、特定のメンバーの活動や発言に対してのみ反応することがあります。
このような行動は、他のメンバーのファンから反感を買うでしょう。
最初から、○○寄りであることを明言しておくと、反感を買いにくくなります。
特定メンバーにだけ厳しい
特定のメンバーにだけ厳しい箱推しも他のファンから嫌われやすいです。
例えば、グループ全体を応援していると言いながら、特定のメンバーの失敗に対してだけ厳しい批判をして、別のメンバーの失敗に対しては擁護やスルーする人がいます。
このような態度は、他のファンからすると、箱推しを隠れ蓑にしたアンチに見えてしまいます。
本当に全員が好きなのか疑わしく思えてしまうのです。
メンバーのソロ活動を否定する
箱推しが嫌われる理由の一つとして、メンバーのソロ活動を否定することが挙げられます。
箱推しの中にはソロ活動に興味がない人がいて、グループ活動が減るのを嫌がり、メンバーがソロで活動することに対して否定的な意見を持つことがあるのです。
ソロ活動に力を入れるメンバーに対して、「グループを疎かにしている」と批判する人もいます。
ソロ活動も応援しているファンにとっては、推しの足を引っ張られているように感じてしまいます。
箱推しのメリット
箱推しになると、特定のメンバーだけでなく、全員の魅力を楽しめます。
以下に、箱推しの具体的なメリットを紹介します。
- グループ全体の魅力を楽しめる
- メンバー間の関係性を楽しめる
- ライブやイベントでの満足度が高い
- さまざまな活動を楽める
- 脱退やスキャンダルによる支障が出にくい
- ガチ恋・リアコになりにくい
- 推し活が長続きしやすい
グループ全体の魅力を楽しめる
箱推しの最大のメリットは、グループ全体の魅力を存分に楽しめることです。
全メンバーの個性やパフォーマンスが一体となって生まれるハーモニーを感じることができ、グループとしての一体感や全体の成長を楽しめます。
これにより、特定のメンバーだけでなく、全体のバランスを楽しめるでしょう。
メンバー間の関係性を楽しめる
箱推しでは、メンバー間の関係性を楽しむことができます。
グループ内での友情やライバル関係、仲の良さなど、メンバー同士の関係性が見えることで、応援する楽しさが倍増します。
グループ全体のドラマやストーリーを楽しめるのです。
ライブやイベントでの満足度が高い
箱推しのファンは、ライブやイベントでの満足度が非常に高いです。
なぜなら、どのメンバーが中心になっても楽しむことができるからです。
特定のメンバーだけを応援する場合、そのメンバーが目立たないと不満を感じることがありますが、箱推しならその心配はありません。
さまざまな活動を楽しめる
箱推しをすることで、グループ全体のさまざまな活動を楽しむことができます。
例えば、ドラマやバラエティ番組、舞台など、メンバーそれぞれの活動を追いかけることで、推し活の幅が広がります。
これにより、常に新しい楽しみを見つけられるのです。
脱退やスキャンダルによる支障が出にくい
箱推しのファンは、特定のメンバーが脱退したりスキャンダルに巻き込まれたりしても、推し活に大きな支障が出にくいです。
なぜなら、他のメンバーも同様に応援しているため、一人のメンバーに依存することが少ないからです。
一部の問題に振り回されることなく、推し活を続けやすいでしょう。
ガチ恋・リアコになりにくい
箱推しをすることで、ガチ恋やリアコになりにくいというメリットもあります。
グループ全体に対する応援に集中するため、一人のメンバーに対する恋愛感情が強くなることが少ないです。
程よい距離感を維持しやすく、健全なファン活動ができます。
推し活が長続きしやすい
箱推しをすることで、推し活が長続きしやすくなります。
なぜなら、グループ全体を応援することで、常に新しい発見や楽しみがあり、飽きることが少ないからです。
これにより、長期間にわたって推し活を楽しめます。
箱推しのデメリット
箱推しには、確かに多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
箱推しに伴う問題について見ていきましょう。
- グッズやイベントの費用がかさむ
- ソロ活動に対する関心が薄くなる
- 特定メンバーの深い知識が得にくい
グッズやイベントの費用がかさむ
箱推しでは、グループ全体を応援するため、関連するグッズやイベントの費用がかさむことがあります。
全メンバーのグッズやチケットを購入する必要があり、これが経済的な負担となってしまいます。
特に、多くのメンバーがいるグループでは、その傾向が強くなるでしょう。
ソロ活動に対する関心が薄くなる
箱推しをしていると、グループ全体の活動に注目しがちで、メンバーのソロ活動に対する関心が薄くなることがあります。
たとえ関心があっても、時間やお金の都合ですべての活動を追いきれない場合もあります。
これにより、メンバー個々の成長や新たな一面を見逃してしまう可能性もあるでしょう。
特定メンバーの深い知識を得にくい
箱推しをしていると、グループ全体に目を向けるため、特定のメンバーに関する深い知識を得にくい場合があります。
特にメンバーの数が多いと、メンバー個々の発言や過去の活動など、細かい情報まで把握するにはかなりの時間が必要になります。
そのため、単推しと比べると、特定のメンバーに対する知識や理解が浅くなりがちです。
これにより、メンバー個々の魅力を十分に感じられないことがあります。
箱推しと他の推し方の違い
箱推し以外にも、様々な応援スタイルがあります。
ここでは、箱推しと他の推し方の違いについて見ていきましょう。
箱推しと単推しの違い
箱推しはグループ全体を応援するのに対し、単推しは特定のメンバー1人を応援するスタイルです。
そのため、単推しのファンはそのメンバーに対して深い知識や愛情を持ちやすく、応援の内容もそのメンバー中心となります。
対照的に、箱推しは全体をバランスよく応援することが主な特徴です。
箱推しとDDの違い
DDは「誰でも大好き」の略です。
箱推しとDDは似ているようで異なる概念です。
箱推しは特定のグループ全体を応援するのに対し、DDは特定のグループに限らず、複数のグループやメンバーを掛け持ちして応援するスタイルとなります。
元々はネガティブな意味で使われるようになった用語ですが、今では開き直って自称する人もいます。
箱推しと全推し・オール担・G担・オルペンの違い
箱推しと全推し、オール担、G担、オルペンはほぼ同じ意味を持ちます。
箱推しは特定のグループ全体を応援することを指し、全推しやオール担、G担、オルペンも同様にグループ全体を応援するスタイルです。
オール担やG担は主にジャニーズファンの間で使われる用語です。
Gはグループ、担は担当を略しています。
また、オルペンはK-POPファンの間で使われる用語です。
オルはオール(韓国語には伸ばし棒がない)のことで、ペンはファンのことです。
逆に単推しが嫌いな人もいる
単推しは特定のメンバーに対する愛情が深いですが、その一方で他のメンバーに対して関心が薄くなったり批判的になったりすることがあります。
そのため、グループ全体を応援する箱推しのファンからは、単推しが嫌われることもあります。
例えば、ライブやイベントで特定のメンバーだけを応援する姿勢が、他のファンにとっては不快に感じられることもあるでしょう。
単推しであっても、他のメンバーに対する敬意を忘れないことが大切です。
箱推しが嫌いなのはなぜ?:よくある質問
推し活をしていると、さまざまな疑問や悩みが出てくることがあります。
最後に、よくある質問に答えていきます。
箱推しはうちわやグッズどうするの?
箱推しの場合、うちわやグッズをどうするかは個人の自由ですが、全メンバーのグッズを集めることが一般的です。
各メンバーの個別グッズやグループ全体のグッズをバランスよく取り入れることで、応援のスタイルに合わせた楽しみ方ができます。
ただし、費用がかさむこともあるので、計画的に購入することが大切です。
DDはなぜ嫌われる?
DDは、特定のグループやメンバーに対する愛情が薄いと見なされることが多いため、嫌われる場合があります。
複数のグループを掛け持ちで応援する姿勢が、一途なファンにとっては不誠実に感じられてしまうのです。
ただ、推しは恋人ではないので、愛情が薄かろうと掛け持ちしようと個人の自由です。
箱推しが嫌いなのはなぜ?:まとめ
今回の記事のまとめです。
推し活にはさまざまなスタイルがあり、どれが正しいということはありません。
箱推しや単推し、DDなど、それぞれのスタイルにメリットとデメリットがあります。
自分に合ったスタイルを見つけ、楽しく推し活を続けることが大切です。