「ブラインドグッズをやめてほしい」と感じている人は多いでしょう。何が出るかわからないドキドキ感も、度重なる出費と推しが出ない現実に、いつしか大きなストレスへと変わっていくものです。このブラインド商法が嫌いで、交換先探しに疲れたと感じることもありますよね。
この記事では、そもそもブラインドグッズとは何かという基本から、なぜ多くのファンが「ブラインドグッズをやめてほしい」と考えるのか、その理由と心理を徹底的に掘り下げます。
さらに、販売が続く背景にある闇の理由や、この売り方が違法ではないのかという規制の現状、手元に残った不人気キャラグッズの処分方法まで、多角的に解説しました。モヤモヤした気持ちの正体がわかり、心をすり減らさずに推し活を楽しむためのヒントが見つかるはずです。
ブラインドグッズをやめてほしい!その理由とファンの本音

「ブラインドグッズをやめてほしい」という声は、今やSNSなど至る所で見られます。どうしてこんなにも多くのファンが、この販売方法に複雑な思いを抱いているのでしょうか。
ファンは、決して企業の売上を妨害したいわけではありません。むしろ、大好きな作品やキャラクターを支えたいという気持ちでいっぱいです。それなのに、なぜ「やめてほしい」と願うのか。
それは、ブラインドグッズという販売方法が、純粋な応援の気持ちを踏みにじり、ファンに多大なストレスや疲れ、時には自己嫌悪まで感じさせてしまうからです。
このセクションから、多くのファンが抱えるブラインドグッズへの複雑な本音と、その理由を一つひとつ丁寧に解き明かしていきます。
- そもそもブラインドグッズとは?今さら聞けない基本を解説
- 多くのファンがブラインド商法を嫌いと感じる理由
- なぜなくならない?公式が続けるブラインド商法の闇
- これって違法じゃないの?ブラインド商法の規制と現状
- ファンの批判によりブラインド商法を中止した事例も
そもそもブラインドグッズとは?今さら聞けない基本を解説
まず、「ブラインドグッズって何?」という方のために、基本からおさらいしましょう。
ブラインドグッズとは、中身が分からない状態で販売される商品のことです。アルミの袋や箱に入っていて、開封するまでどのキャラクターが入っているか分からない仕組みになっています。「ランダムグッズ」や「トレーディンググッズ」と呼ばれることもあります。
具体的には、
- 缶バッジ
- アクリルスタンド(アクスタ)
- アクリルキーホルダー(アクキー)
- ラバーストラップ(ラバスト)
- クリアファイル
- コースター
などが、ブラインド形式で販売されることが多いです。
この「何が出るかわからない」というワクワク感が、くじ引きのようで楽しいと感じる人もいるかもしれません。しかし、多くのファンにとっては、それが大きな悩みの種になっているのです。
多くのファンがブラインド商法を嫌いと感じる理由
では、なぜ多くのファンがブラインド商法を「嫌い」「やめてほしい」と感じるのでしょうか。
その根底には、ファンの「好き」という純粋な気持ちを利用されているかのような不快感があるからかもしれません。単に「推しが出ない」という確率の問題だけでなく、そこから派生する様々な心理的、物理的な負担が積み重なっているのです。
ファンが抱える具体的な悩みを、8つのポイントに分けて詳しく見ていきましょう。
推しが出ない・コンプリートが大変
いちばんシンプルで、そして最も多くの人が経験するストレスがこれでしょう。「推しが出るまで買う」というループに陥り、気づけばとんでもない額を散財していた…なんて経験はありませんか?
例えば、10種類のキャラクターがいれば、単純計算で推しが出る確率は10分の1。欲しい一心で何個も購入したのに、全く出ずに終わってしまうという悲劇は日常茶飯事です。
さらに、コンプリートを目指そうものなら、その道は果てしなく険しいものになります。同じ種類ばかりが何個も重複してしまい、最後の1種類がどうしても出ない…なんてことも。この「沼」にはまってしまうと、金銭的な負担はもちろん、精神的にもかなり疲弊してしまうのです。
推しキャラがハズレ扱いされる
ブラインドグッズ文化が生んだ悲しい側面の一つが、「レート」という概念です。キャラクターの人気によって、グッズの価値に序列が生まれてしまう現象ですね。
交換やフリマアプリでの取引が当たり前になると、人気キャラクターは「高レート」、そうでないキャラクターは「低レート」として扱われるようになります。
交換の場で、自分の推しキャラが「ハズレ」として扱われるのを見るのは、本当に胸が痛みます。キャラクターに罪はないのに、まるで価値がないかのように扱われる。この人気格差が可視化されてしまう構造は、多くのファンの心を傷つけています。
低レートキャラにがっかりする罪悪感
前の項目とは逆に、自分の推しじゃない子…特に「低レート」とされるキャラクターを引いてしまった時の感情も、ファンを苦しめます。
開封した瞬間に「あ…(推しじゃなかった)」と、がっかりしてしまう。その気持ち自体は自然なものかもしれません。しかし、その直後に「このキャラクターを好きな人に申し訳ない」「がっかりするなんて最低だ」という自己嫌悪に陥ってしまうのです。
好きな作品であるはずなのに、キャラクターに対して優劣をつけてしまう自分。そんな矛盾した感情を抱かせるブラインド商法は、精神的な疲れを増幅させる一因となっています。
高レートキャラは入手しにくい
自分の推しが「高レート」の人気キャラクターだった場合も、また別の苦しみがあります。自力で引き当てるのが難しいだけでなく、交換の場でも入手困難を極めます。
例えば、交換を探すSNSの投稿では、「【譲】キャラクターA、B、C 【求】キャラクターZ(高レート)」といった募集が溢れかえります。そして、多くの場合、低レートのキャラクターを複数提供しないと、高レートのキャラクターと交換してもらえません。
また、フリマアプリでは、高レートのキャラクターは定価の何倍、何十倍もの値段で取引されることも珍しくなく、経済的に余裕がなければ手が出せない状況になっています。
交換の手間やストレス
推しが手に入らなかった場合、多くのファンはSNSなどを利用して「交換」を試みます。しかし、これもまた大きなストレスを伴う作業です。
まず、条件の合う相手を探すだけでも一苦労。見つかった後も、
- DMでのやり取り
- 個人情報の交換
- 丁寧な梱包
- 郵便局やコンビニでの発送手続き
など、多くの手間と時間がかかります。
さらに、相手とのコミュニケーションで気を使ったり、「グッズが送られてこない」「雑な梱包で届いた」といったトラブルに巻き込まれたりするリスクもゼロではありません。
本来であればグッズを買って終わりのはずが、交換という名の「無償労働」が発生し、疲れ果ててしまうファンが後を絶たないのです。
低レートキャラの処分に困る
交換がうまくいけば良いですが、そうでない場合も多々あります。特に、低レートのキャラクターは、交換の相手が見つかりにくいのが現実です。その結果、手元には推しじゃないキャラクターのグッズが大量に残ってしまいます。
「捨てるのは忍びない…」という気持ちから、結局は大量のグッズを抱え込んでしまう人も多いです。この「いらないグッズの山」が物理的な圧迫感となり、精神的な疲れにも繋がります。
好きな作品のグッズなのに、見るたびに溜め息をついてしまう。そんな本末転倒な状況を生み出してしまうのも、ブラインド商法の罪深いところです。
高単価の商品まで販売されることがある
かつてブラインドグッズといえば、数百円程度の商品が主流でした。しかし最近では、ぬいぐるみやフィギュアのように高単価な商品まで、ブラインド形式で販売されるケースが増えてきています。
単価が低い商品であれば、「運試し」として楽しめる余地があるかもしれません。しかし、高単価の商品で「推しが出るかわからない」というのは、あまりにもファンにとってリスクが大きすぎます。
「高すぎるのに推しを選べないのはつらい」というファンの悲鳴は、当然の感情と言えるでしょう。ファンの「好き」という気持ちにつけ込んでいるとして、特に強い批判を集めています。
企業・運営への嫌悪感・不信感
様々な問題点が積み重なることで、ファンの不満の矛先は、企業や運営側へと向かいます。「ファンをカモにしている」「公式になめられている」といった嫌悪感や不信感が募ってしまうのです。
ファンは作品やキャラクターが大好きだからこそ、グッズを購入します。しかし、その純粋な気持ちを踏みにじるかのような販売方法が続けば、応援する気持ち自体が冷めてしまうこともあります。
作品やキャラクターは大好きなのに、運営のやり方にはついていけない。この悲しい分離は、コンテンツ全体の寿命を縮めることにも繋がりかねません。
なぜなくならない?公式が続けるブラインド販売の闇
これほどまでにファンから「やめてほしい」「価格が高くなってもいいから確実に買わせて」といった声が上がっているのに、なぜブラインド商法はなくならないのでしょうか。そこには、販売する企業側の「事情」、いわばビジネスとしてのメリットが存在します。
在庫リスクを軽減できる
企業にとって、ブラインド商法の最大のメリットは「在庫リスクの軽減」です。
キャラクターグッズを個別に販売する場合、どうしても人気格差が出てしまいます。人気キャラクターのグッズはすぐに売り切れる一方、そうでないキャラクターのグッズは大量に売れ残ってしまう、という事態になりかねません。
しかし、ブラインド形式であれば、どのキャラクターも均等な割合で生産・出荷できます。ファンは箱単位で購入することも多いため、企業側はキャラクターの人気に関わらず、商品を安定して売りさばくことができるのです。
売れ残りのリスクを最小限に抑えたい企業にとっては、非常に魅力的な販売方法と言えます。
不人気キャラもグッズ化しやすくなる
在庫リスクの軽減と関連して、ブラインド商法は「不人気とされるキャラクターもグッズ化しやすくなる」という側面も持っています。
もしすべてのグッズがキャラクター選択式だった場合、企業は売れ残りリスクを避けるため、人気のあるキャラクターのグッズしか作らなくなるかもしれません。そうなると、マイナーなキャラクターを推しているファンは、そもそもグッズを手に入れる機会すら失ってしまう可能性があります。
ブラインド形式であれば、人気キャラクターの売上に引っ張られる形で、多様なキャラクターをグッズ化できます。これは、ファンにとっても、一概にデメリットとは言えない複雑な点です。
全体の売上を伸ばす効果が期待できる
そして何より、ブラインド商法は企業の売上を大きく伸ばす効果があります。「推しが出るまで」「コンプリートするまで」と、多くのファンが複数購入してくれるからです。
あるイベント運営経験者によると、同じ商品を個別販売(オープン)とブラインド販売で比べた場合、売上が数十倍から100倍も違うことがあるそうです。
オープン販売グッズは引くほど売れなくて、ブラインドグッズは引くほど売れるから(中略)ガチで売り上げや利益が数十倍〜100倍以上違うから(中略)ブラインド滅びてほしいですよね〜みたいな文句を言いながら!結局たくさん買うから!!!!!
出典:note
ファンが「受注生産にしてほしい」と願っても、企業側からすれば、この莫大な利益を生む仕組みを手放すのは非常に難しい決断なのかもしれません。
これって違法じゃないの?ブラインド商法の規制と現状
「こんな売り方って、法律で規制できないの?」と疑問に思う人もいるでしょう。結論から言うと、現在の日本の法律では、ブラインドグッズを販売すること自体は、直ちに違法とはなりません。
注意が必要なのは「コンプガチャ」との違いです。
| ブラインド商法 | コンプガチャ | |
|---|---|---|
| 仕組み | ランダムで排出されるアイテム(グッズ)そのものが商品 | 有料ガチャで特定のアイテムを複数揃えると、別のレアアイテムが景品として手に入る |
| 例 | 缶バッジを1つ買ったら、キャラクターAが出た | ガチャでA,B,C,Dのカードを揃えると、レアカードZがもらえる |
| 合法性 | 合法 | 違法(景品表示法の「カード合わせ」に該当) |
参考:オンラインゲームの「コンプガチャ」と景品表示法の景品規制について|消費者庁
簡単に言えば、ランダムで手に入るグッズそのものがゴールであればセーフ。しかし、「ランダムで手に入れた複数のアイテムを揃えること」を条件に、「別の景品」を提供するとアウトになります。
ブラインドグッズは前者に当たるため、現在の法律では直接規制することが難しいのが現状です。しかし、ファンの声が高まることで、業界の自主規制や販売方法の見直しが進む可能性はあります。
ファンの批判によりブラインド商法を中止した事例も
ファンの「やめてほしい」という声は、決して無駄ではありません。実際に、多くの批判を受けて、企業が販売方法を変更した事例も出てきています。
例えば、大人気キャラクター「ちいかわ」では、1個2,420円と高額なぬいぐるみが当初ブラインド販売の予定でした。しかし、ファンから批判的な声が多く上がった結果、運営は迅速に対応。コンプリートBOXの受注販売のみに切り替え、さらに単品販売も予定していることを発表しました。
また、人気ゲーム「刀剣乱舞」でも、1個1,980円のランダム仕様だったぬいぐるみがファンの声を受けてキャラクター選択可能な受注生産に変更されました。価格も2,640円に変わりましたが、「高くても確実に推しが手に入る方が良い」と多くのファンに歓迎されています。
これらの事例は、ファンの声が企業に届き、より良い代替案へと繋がった好例です。諦めずに声を上げ続けることが、推し活の環境を健全にしていく上で非常に重要だと言えるでしょう。
ブラインドグッズをやめてほしい派のための具体的な対処法

ここまで、ブラインドグッズの問題点や背景について解説してきました。「もうブラインドグッズに振り回されるのはうんざり!」そう感じている人のために、ここからは具体的な対処法を提案します。「ブラインドグッズをやめてほしい」という気持ちを、行動に変えていきましょう。
現状がすぐに変わらない以上、私たちファンには「自衛」が必要です。いきなり完全にやめるのは難しくても、付き合い方を少し変えるだけで、ストレスや散財は大きく減らせるはずです。
- ランダムグッズに疲れたときの賢い付き合い方
- ランダムグッズの嫌いなキャラ・不人気キャラの処分方法
- ブラインドグッズから距離を置いた人のリアルな声
ランダムグッズに疲れたときの賢い付き合い方
際限のないブラインドグッズの購入と交換に、心身ともに疲れ果ててしまう「推し活疲れ」。そうなる前に、自分なりのルールを設けて、この販売方法と賢く付き合っていくことが重要です。ここでは、今日から実践できる3つの付き合い方を紹介します。
予算や購入数の上限を決める
最も基本的かつ重要なのが、上限を決めることです。
「今月はブラインドグッズに使えるのは〇〇円まで」
「この商品は、〇個だけ買う」
というように、自分の中で明確なルールを作りましょう。そして、そのルールを絶対に守ることが大切です。熱くなるとつい「次こそは!」と追加で買いたくなってしまいますが、そこをぐっとこらえる勇気が、長期的に見て楽しい「推し活」につながります。
アプリなどで使った金額を記録し、可視化するのも散財防止に効果的です。
どれが出てもいいときしか買わない
ブラインドグッズに対するストレスは、「特定の推しだけが欲しい」という気持ちから生まれることがほとんどです。それならば、発想を転換して「どれが出ても嬉しいと思える商品しか手を出さない」と決めてしまうのも、非常に有効な自己防衛策でしょう。
例えば、作品そのものが大好きで箱推しの場合。あるいは、個別のキャラクターというより、グッズのデザインやコンセプト自体が気に入った場合などが、適しているかもしれません。
このスタンスなら、「推しが出なかった…」という落胆や、推しじゃない子が出たときの罪悪感から、完全に解放されます。「推しを当てなきゃ」というギャンブル的な思考から抜け出し、「開封のドキドキ感だけを純粋に楽しむ」という原点に立ち返ることができるのです。
中身がわからないグッズは買わない
より抜本的な解決策は、「そもそもブラインドグッズは買わない」と決めてしまうことです。「推しがいるのに、それは無理…」と感じるかもしれません。
しかし、一度距離を置いてみると、「なくても意外と平気だった」「選んで買えるグッズだけで十分満たされる」と気づくことも多いです。ブラインドグッズを購入しなければ、推しが出ないストレスはもちろん、不要なグッズの交換や処分の手間からも解放されます。
また、この選択は、ファン個人の意思表示にも繋がります。もし多くのファンがブラインドグッズの購入を控えれば、企業側もその販売方法を見直さざるを得なくなるかもしれません。「買わない」という選択が、現状を変えるための静かな、しかし確実な一票となるのです。
“くじ遊び”として別枠で楽しむ
考え方を180度変えて、「グッズ収集」とは切り離して、「くじ遊び」として割り切るというのも一つの手です。「何が出るかな?」くらいのスタンスで、出た結果に一喜一憂しすぎないこと。推しを当てることや交換は最初から考えず、ただの運試しとして完結させるのです。
その際のポイントは、ごく少額に限定すること。「1回だけ運試ししてみよう」というように、まるで宝くじを買うような感覚で、生活に支障のない範囲でチャレンジしましょう。
あくまでおまけと位置づけることで、精神的な負担なく楽しめます。推しが出なくても「まあ、くじだからね」と割り切れますし、もし推しが出たら「ラッキー!」と喜びが倍増します。
どうしても欲しいものだけ頑張って手に入れる
闇雲にブラインドグッズを購入するのをやめ、「これだけは絶対に手に入れたい!」という本当に価値のある一品だけを、ピンポイントで狙うという戦略に切り替えるのも非常に賢い方法です。
普段はランダム商品には一切手を出さず、エネルギーとお金を温存しておく。そして、「ここぞ!」という時だけ、予算を決めて全力で手に入れにいくのです。このメリハリが、無駄な散財を防ぎつつ、本当に欲しいものを手に入れる満足感を高めてくれます。
「数」ではなく「質」を重視し、“一点豪華主義”にシフトすることで、コレクションの満足度は格段に上がり、疲れやストレスから解放されますよ。
承認欲求を満たすことが目的になっていないか考える
少し立ち止まって、自分自身の心に問いかけてみることも大切です。「私がブラインドグッズを買う本当の目的って、なんだろう?」と。
純粋に「推しが大好きだから」「このグッズが心から欲しいから」ではなく、「SNSで『いいね』が欲しい」「すごいオタクだと思われたい」という気持ちが混じっていないでしょうか。いつの間にか、承認欲求を満たすためにグッズを買ってしまっているケースは少なくありません。
他人にどう見られるかを意識しすぎると、推し活は疲れを伴う競争のようになってしまいます。純粋に自分が楽しむための活動なのか、それとも誰かに認められたいだけなのか。一度冷静に考えてみると、グッズとの向き合い方が変わってくるかもしれません。
SNSの購入報告を見すぎない
SNSはファン同士の交流に欠かせないツールですが、時として精神的な負担の原因にもなります。特に、他のファンの「〇〇BOX開封!」「推し自引きしました!」「コンプリートしました!」といった華やかな購入報告は、焦りや羨望の気持ちを掻き立てます。
他人の投稿を見て、「自分も買わきゃ」「なんで自分だけ出ないんだ」と焦りや嫉妬を感じてしまうなら、意識的にSNSの購入報告から距離を置きましょう。ミュート機能を活用したり、発売日周辺はSNSを見る時間を減らしたりするだけでも、心の平穏を保ちやすくなります。
自分のペースで、他人と比較せずにファン活動を楽しむことが何よりも大切です。
ランダムグッズの嫌いなキャラ・不人気キャラの処分方法
ブラインドグッズを買った結果、手元に残ってしまった推しじゃない子たち。彼らの行き場に困っている人も多いでしょう。ここでは、グッズを整理するための具体的な処分方法を紹介します。
交換・譲渡を行う
最も一般的な方法が、X(旧Twitter)などを利用した交換や譲渡です。同じように推しを探している人と繋がれば、お互いにとってwin-winの結果になります。
ただし、前述の通り、個人間のやり取りはストレスが伴うことも。トラブルを避けるためにも、信頼できる相手を見極めたり、条件を明確にしたりすることが重要です。最近では、交換・譲渡を仲介してくれるサービスも登場しているので、そうしたものを利用するのも一つの手でしょう。
フリマアプリに出品する
金銭的な回収を考えるなら、フリマアプリへの出品が選択肢になります。特に、人気のあるキャラクターや、複数個まとめて出品することで、買い手がつく可能性があります。
ただし、
- 販売手数料がかかる
- 梱包・発送の手間がかかる
- 必ず売れるとは限らない
といったデメリットも理解しておく必要があります。
特に、低レートのキャラクターは、かなり安い価格設定にしないと売れ残ってしまうことが多いのが現実です。利益ではなく、「次の持ち主を見つける」ことを目的にすると、気持ちが楽になります。
買取業者にまとめて売る
「一つ一つ出品するのは面倒!」という人には、アニメグッズ専門の宅配買取サービスが便利です。段ボールに詰めて送るだけで、まとめて査定・買取してくれます。
一点あたりの査定額は低くなることが多いですが、家にいながら大量のグッズを一度に処分できる手軽さは大きな魅力です。お金よりも手軽さを重視する人向けの選択肢と言えます。
ゴミとして処分する
交換先も、買い手も見つからない場合の最終手段が、ゴミとして処分することです。キャラクターに申し訳ないという自己嫌悪を感じるかもしれませんが、どうしても処分に困ってしまった場合は仕方がありません。その際は、必ず自治体のルールに従って、正しく分別して捨てましょう。
ただ捨てることに抵抗がある場合は、グッズのキャラクター部分が見えないように紙で包んだり、「ありがとう」と一言心で伝えたりするだけでも、少しは気持ちが楽になるかもしれません。
お焚き上げサービスを利用する
少し特殊な方法ですが、神社やお寺、あるいは専門のサービスが提供する「お焚き上げ」を利用するという選択肢もあります。これは、想いのこもった品物を供養し、焼却処分してもらう儀式です。
もちろん費用はかかりますが、ただ捨てるのではなく、「供養」という形で手放すことで、罪悪感を和らげ、気持ちに区切りをつけることができます。近年では、アニメグッズやぬいぐるみ専門の供養サービスも登場しており、郵送で手軽に依頼できるところもあります。
ハンドメイド素材として再利用する
少しクリエイティブな方法ですが、グッズをハンドメイドの素材として再利用するのも一つの手です。アイデア次第で、自分だけのオリジナルアイテムに生まれ変わらせることができます。
例えば、缶バッジを好きな絵柄にリメイクしたり、キーホルダーのチャーム部分をアクセサリーパーツにしたり。「素材」として捉え直すことで、新たな価値が生まれるかもしれません。
ブラインドグッズから距離を置いた人のリアルな声
最後に、実際にブラインドグッズのストレスから解放された人の声を紹介します。
あるグッズで、ことごとく推しが抱き合わせ・再交換で掻っ攫われたのをきっかけに、グッズ収集は殆ど辞めました。物として手元になくても、他の方法で見ることはできますから、どうしても欲しい絵柄だけを少しだけ集めることにしました。
その結果、ストレスから解放されて、時間と心に余裕が生まれました。今までは寝食を削り交換相手を探していました。お金はまた稼げても、人生の大切な時間は戻ってきません。のんびりと推しのグッズを眺められる時間を持てるようになりました。
出典:Yahoo!知恵袋
この投稿のように、ブラインドグッズをやめたことで、むしろ精神的な平穏を取り戻し、より健全な推し活ができるようになったと感じる人は多いようです。
まとめ:ブラインドグッズをやめてほしいと思った時に考えたいこと
今回の記事のまとめです。
- 推しが出ない散財と増え続けるグッズの山が主なストレス源
- 交換や譲渡の手間、SNSでの人間関係に疲れ果ててしまう
- レート文化によって推しが「ハズレ扱い」されて傷つく現実
- 企業側には在庫リスク軽減と売上UPという大きな利点がある
- 予算や購入数の上限を決めて自分の心と財布を守ることが大切
- あえてブラインドグッズを買わないという選択も賢い付き合い方
- SNSでの他人の華やかな購入報告に振り回されないようにする
- 推しじゃない子のグッズはまとめ売りや買取業者で手放す
この記事では、「ブラインドグッズをやめてほしい」というファンの本音から、企業側の事情、そして私たちができる具体的な対処法まで、様々な角度から掘り下げてきました。
推し活は、本来私たちの毎日に潤いを与えてくれる、素敵な活動のはずです。もし、グッズのことで疲れやストレスを感じているなら、立ち止まって自分の心と向き合う良い機会かもしれません。
この記事が、自分にとって心地よい応援の形を見つけるための、小さなヒントになれば嬉しいです。



