リアコ・ガチ恋が叶った人はいる？ファンと結婚した芸能人の例を紹介

推し活をしていると、推しへのリアコやガチ恋をこじらせてしまうことがあります。

リアコやガチ恋は、アイドルや配信者などの「推し」に本気で恋をしてしまう状態を指します。

推しへの思いが強くなりすぎて、「しんどい」「病む」と感じたり、日常生活に支障をきたしたりすることも少なくありません。

周囲の人から、「怖い」「気持ち悪い」「理解できない」と言われてしまうこともあるかもしれません。

リアコやガチ恋から付き合うことは夢のような話ですが、実際にその夢が叶った人はいるのでしょうか？

この記事では、リアコ・ガチ恋が叶った実例として、ファンと結婚した元アイドルや有名人の例を紹介します。

さらに、そもそもリアコ・ガチ恋とは何か、推しとの違い、そしてリアコ・ガチ恋になりやすい人の特徴、リアコ・ガチ恋をやめる具体的な方法、現実とのバランスの取り方まで、幅広く解説します。

推しへのリアコ・ガチ恋が叶った人はいる？

アイドルや俳優などの推しに対してリアコやガチ恋をするファンは少なくありません。

しかし、その恋が実際に叶うことはあるのでしょうか？

推しと繋がれた人の例

リアコやガチ恋の多くは一方的な感情ですが、推しと繋がれた人や付き合えた人がいないわけではありません。

例えば、Yahoo!知恵袋でも推しと繋がれた、付き合えたという人の書き込みがいくつか見つかります。

推しと付き合えてしまいました。毎日振られないか怖いです。どうすればいいですかしかも遠距離です

出典：Yahoo!知恵袋

推しとご飯に行きます。「私はファンとして会えばいい？笑」と聞いたら「ファンとしてじゃなくて、普通に一般の人として会いましょう！」と言われました。

出典：Yahoo!知恵袋

26歳女です。
推しと繋がり、体の関係を２回ほど持ちました。
芸能人とまではいきませんが、有名な方です。

出典：Yahoo!知恵袋

SNSやnoteで、推しと繋がった体験談を詳しく語っている人もいます。

これらの書き込みが事実かどうかは確かめようがありませんが、実際にファンとの繋がりが発覚した有名アイドルやYouTuberなどがいるのは事実です。

また、ファンと結婚した元アイドルもいます。

ファンと結婚した元アイドルの例

元アイドルのゆきともえさんは、2022年4月に27歳年上の光雄さんと結婚しました。

光雄さんが、アイドル時代にともえさんを推していたトップオタクだったため、大きな話題となりました。

ともえさんの方から告白し、アイドルを卒業してから付き合い始めたそうです。

現在は、夫婦のYouTubeチャンネル「みつともチャンネル」を運営しています。

さらに、2024年3月にはXで以下のような投稿が注目を集めました。

昔売れない地下アイドルしてたんだけどその時に熱心に推してくれてたファンの人と結婚しました。
結婚式はたくさんの方にサイリウムを振ってもらい、あの頃見れなかった夢のような光景が見れたの嬉しかったな
#みんなのウェディングドレス見せて pic.twitter.com/DhGE2jhkMf

— あさ🐿🌸 (@biyou0713) March 7, 2024

こちらの方も、アイドル卒業後に、自分から連絡して付き合うことになったそうです。

ファンと結婚した有名芸能人の例

一般的に、ファンの人数が多い人や知名度が高い人ほど、繋がるまでの難易度は高くなります。

しかし、中にはファンと結婚した有名芸能人もいます。

例えば、以下の人たちです。

• 東野幸治
• 柳葉敏郎
• 阿部サダヲ
• くっきー！（野性爆弾）
• 多田健二（COWCOW）
• aiko
• 河北麻友子
• 手島優

ただし、これらは非常に稀なケースであり、現実的には難しいことも理解しておく必要があります。

もし運良く推しと繋がれたとしても、本命の彼氏・彼女や結婚相手になれる確率はかなり低いでしょう。

推しと繋がりたい場合の注意点

推しと繋がりたいと願うファンは多いですが、いくつかの注意点があります。

まず、プライバシーを尊重することが大切です。

推しの個人情報を探る行為や、過度な接触は避けましょう。

また、SNSでのコメントやメッセージは、礼儀正しく丁寧に行うことが重要です。

さらに、イベントでの接触も節度を持って行動し、推しや他のファンに迷惑をかけないように心掛けましょう。

過剰なアプローチをした結果、SNSでブロックされたり、現場で出禁になったりしたケースもあります。

リアコ・ガチ恋がしんどい理由

推しへのリアコやガチ恋が叶った人もいますが、ほとんどの場合は想いが叶うことはありません。

リアコやガチ恋を拗らせた結果、しんどい思いをする可能性もあります。

ここからは、リアコ・ガチ恋がしんどい理由について詳しく見ていきましょう。

想いが一方通行

リアコやガチ恋の最大の悩みは、想いが一方通行であることです。

推しは多くのファンを持っているため、推しに対する強い感情を抱いても、その感情が直接返ってくることはほとんどありません。

これにより、孤独感や虚しさを感じることが多いです。

推しが他のファンと交流する姿を見ると、自分だけが特別ではないという現実に直面し、心が痛むことがあります。

経済的な負担が大きい

推し活にはお金がかかることが多いです。

特に、リアコやガチ恋の人は、推しに会いたい、認知されたいという気持ちが強いので、多ステや積みは当たり前です。

推しに関連する出費がかさむと、経済的な負担が大きくなります。

この負担がストレスとなり、リアコやガチ恋の辛さを増幅させることがあります。

共演者に嫉妬してしまう

推しがドラマや映画、バラエティ番組などで異性の共演者と親しくする姿を見ると、共演者に対する嫉妬心が生まれることがあります。

特に、恋愛シーンや親密なシーンがある場合、その嫉妬心は一層強くなるでしょう。

中には、恋愛系の作品は見ないようにしたり、SNSなどで共演者を中傷したりする人もいます。

周囲の人に理解されにくい

リアコやガチ恋の感情は、周囲の人に理解されにくいことがあります。

特に、推し活をしていない人にとっては、推しへの強い想いが理解できないことが多いです。

そのため、孤独感を感じることがあり、心の負担となります。

推しの熱愛・結婚が怖い

推しの熱愛や結婚が報じられると、リアコやガチ恋をしているファンにとっては大きなショックとなります。

このようなニュースは、推しへの独占的な感情が裏切られたと感じるためです。

推しのプライベートが公にされることで、自分の想像や期待とは違った現実を突きつけられることになり、精神的に辛い状況を招くこともあるでしょう。

ファンとしての感情に強い影響を与え、しばしば長期間の精神的なダメージを引き起こす可能性があります。

現実の恋愛に興味が持てない

リアコやガチ恋を拗らせてしまうと、現実の恋愛に興味が持てなくなることがあります。

推しへの想いが強すぎて、現実の異性に対して魅力を感じなくなるのです。

この状態が続くと、恋愛に対する価値観が歪んでしまうこともあります。

リアコ・ガチ恋をやめる方法

リアコやガチ恋がしんどくて、やめたいと考えている方も多いでしょう。

続いては、リアコ・ガチ恋から卒業し、心穏やかに過ごせるようになるための方法を紹介します。

推しから距離を置く

まず考えられるのは、推しとの間に意識的に距離を設けることです。

物理的な距離だけでなく、情報に触れる頻度を減らすことも含まれます。

例えば、SNSで推しのアカウントを見る時間を制限したり、通知をオフにしたりするのも一つの手です。

部屋にあるグッズを一度整理してみるのも良いでしょう。

推しの存在が日常に占める割合を減らすことで、他のことに目を向ける余裕が生まれます。

距離を置くことは、決して推しを嫌いになるということではありません。

自分自身の心のバランスを整えるための一時的な措置と捉えることが大切です。

新しい趣味を見つける

推し活に熱中していると、いつの間にかそれが生活の中心になっていることがあります。

リアコ・ガチ恋から抜け出すためには、推し以外の世界に目を向け、新しい楽しみを見つけることが非常に有効です。

スポーツでも、創作活動でも、語学学習でも、何でも構いません。

昔好きだったけれど、最近できていなかったことを再開するのも良いでしょう。

新しい趣味は、新たな興味や関心を引き出し、推しに向いていた意識を自然と分散させてくれます。

また、趣味を通じて新しいスキルが身についたり、達成感を味わえたりすることは、自己肯定感を高める助けにもなります。

推しを増やす

一人の推しに集中しすぎると、リアコやガチ恋の感情が強くなりすぎることがあります。

そこで、推しを増やし、気持ちの分散を図るのもおすすめです。

複数の推しを持つことで、一人の推しに固執しすぎることを防げます。

推しに何かネガティブな出来事があったとしても、他の推しの存在が心の支えになることもあります。

新しいジャンルのアイドルや俳優、あるいはアニメのキャラクターなど、少し視野を広げてみると、魅力的な存在が他にも見つかるかもしれません。

全員に同じ熱量を注ぐ必要はなく、ゆるやかに応援する対象が増えるだけでも、心持ちは変わってくるでしょう。

現実の人間関係を大切にする

推しへの強い感情は、時に現実の人間関係から目を背けさせる要因になることがあります。

しかし、心の安定のためには、身近な人々とのリアルなつながりが非常に重要です。

家族や友人、学校や職場の同僚など、現実世界でのコミュニケーションを見直してみましょう。

直接会って話をする、一緒に出かける、あるいはメッセージを交換するだけでも構いません。

悩みを相談できる相手がいれば、一人で抱え込まずに済みます。

また、誰かの役に立ったり、感謝されたりする経験は、自己肯定感を育む上で大きな意味を持ちます。

自分自身を客観的に見つめ直す

リアコ・ガチ恋の感情が強くなっている時、一度立ち止まって自分自身の心と向き合ってみることも大切です。

なぜこれほどまでに推しに惹かれるのか、その感情の根源にあるものは何かを考えてみます。

もしかすると、日常生活で満たされない思いや、何らかの寂しさを、推しへの熱狂で埋めようとしているのかもしれません。

自分の長所や短所、好きなことや苦手なことなど、自己分析を深めることで、自分自身への理解が深まります。

推しを応援することは素晴らしいですが、それ以上に自分自身を大切にすることが重要です。

自分の価値を再認識し、自分を好きになる努力をすることで、推しへの過度な依存から抜け出す一歩を踏み出せるでしょう。

リアコ・ガチ恋と推しの違い

「リアコ・ガチ恋」と一般的な「推し」という感情は、似ているようでいて異なる側面を持っています。

その違いを理解することは、自身の感情を客観視する上で役立つでしょう。

一般的な「推し」は、対象の活躍を応援し、その存在自体が日々の活力になるような、ポジティブなエネルギー源となることが多いです。

推しの幸せを願い、他のファンともその気持ちを共有して楽しむことができます。

一方、「リアコ・ガチ恋」は、推しを明確な恋愛対象として捉え、個人的な関係性を強く望む感情です。

そこには独占欲や嫉妬心といった、恋愛特有の感情が伴うことが多くなります。

推しの言動に一喜一憂し、時には日常生活にも影響が出るほど深くのめり込む傾向が見られます。

もちろん、これらの境界線は曖昧な場合もあり、両方の感情が混在することも少なくありません。

しかし、主な感情のベクトルがどこに向いているかで、その違いが見えてくるでしょう。

リアコ・ガチ恋になりやすい人の特徴

リアコやガチ恋になりやすい人には、いくつかの傾向があります。

例えば、感受性が強く、感情移入しやすい人は、推しに対して強い恋愛感情を抱きやすいです。

物語やキャラクターに感情移入するように、推しの人物像や発言に強く共感し、特別な存在だと感じやすいのかもしれません。

また、現実の人間関係において満たされない思いを抱えている場合、その代償として手の届かない存在である推しに理想の恋愛を投影してしまうことがあります。

現実の恋愛で傷ついた経験がある人や、なかなか良い出会いがないと感じている人が、安心感を求めてリアコ・ガチ恋に発展するケースも考えられます。

さらに、理想を高く持ちやすい人や、完璧を求める傾向がある人も、推しというフィルターを通して理想化された恋愛対象を見出しやすいかもしれません。

推しはメディアを通して見せる姿が主であるため、欠点が見えにくく、理想の恋人像を重ねやすいのです。

孤独を感じやすい人も、推しの存在を心の支えとし、そこから恋愛感情に近い親密さを求めるようになることがあります。

推しが自分を理解してくれる唯一の存在のように感じてしまうのです。

これらの特徴に当てはまるからといって、必ずリアコ・ガチ恋になるわけではありません。

しかし、自身の傾向を理解しておくことは、感情との向き合い方を考える上で役立つかもしれません。

リアコ・ガチ恋診断

リアコやガチ恋かどうかを診断する方法として、以下の質問に答えてみてください。

• 推しのことを一日中考えていますか？
• 推し以外の異性に興味を持てないと感じますか？
• 推しの共演者に嫉妬しますか？
• 推しのラブシーンを見るのが嫌ですか？
• 推しのことを考えると胸が苦しくなりますか？
• 推しを自分だけのものにしたいと思いますか？
• 推しのことを好きすぎて日常生活に支障が出たことはありますか？

これらの質問に多くの「はい」がある場合、あなたはリアコやガチ恋の可能性があります。

リアコ・ガチ恋が叶った人はいる？：よくある質問

リアコやガチ恋でしんどいと感じることは多くのファンが経験することです。

最後に、よくある質問に対する回答を紹介します。

リアコとガチ恋の違いは？

ガチ恋は男性ファン・女性ファンどちらも使いますが、リアコは主に女性ファンが使うことが多いです。

リアコよりガチ恋の方が真剣度が高く、感情が強いという説もあります。

しかし、使い分けは厳密なものではなく、使う人やコミュニティによっても解釈が異なります。

基本的には、どちらも「推しに対する本気の恋愛感情」という意味で理解して差し支えないでしょう。

理解できない！リアコ・ガチ恋ってどんな感じ？

リアコ・ガチ恋が通常の片思いと大きく異なるのは、相手が「手の届かない存在」であるという点です。

リアコやガチ恋のファンは、アイドルや芸能人を本気の恋愛対象として見ていて、「恋人になりたい」「結婚したい」と考えています。

推しの発言や行動、SNSの投稿などを細かくチェックし、自分に向けられたメッセージではないかと解釈しようとしたり、推しの好きなタイプに近づこうと努力したりします。

日常のふとした瞬間に推しのことを思い出して胸が高鳴ったり、逆に、推しのネガティブな情報に触れて深く落ち込んだりするなど、感情の起伏が激しくなることも特徴です。

同担拒否の人も多く、他のファンや共演者に対して嫉妬してしまいがちです。

推しに依存しすぎて、経済的に無理をしてしまったり、プライベートの噂に振り回されたり、日常生活やメンタルに影響を及ぼすケースもあります。

「リアコをこじらせる」とはどういう意味？

「リアコをこじらせる」という表現は、推しへの恋愛感情が健全な範囲を超えてしまい、ネガティブな状態に陥ることを指します。

「こじらせる」とは、物事を複雑にしたり、解決を困難にしたり、本来のあり方から歪んでしまったりする状態です。

リアコをこじらせると、推しに対して過度な期待を抱くようになります。

そして、その期待が裏切られたと感じると、激しい怒りや失望感を覚えたり、推しを攻撃したりするような行動に出てしまうことさえあります。

また、推しのプライベートを過度に詮索したり、ストーカーに近い行為をしてしまったりするのも、こじらせた状態の一例です。

推しの全てを把握したいという独占欲がエスカレートし、社会的なルールやマナーを逸脱してしまうのです。

日常生活においても、推しのことばかり考えて他のことが手につかなくなったり、友人関係や仕事に支障が出たりすることも「こじらせ」のサインと言えるでしょう。

このような状態に気づいたら、一度立ち止まって自分の感情と向き合うことが大切です。

リアコ・ガチ恋が叶った人はいる？：まとめ

今回の記事のまとめです。

推しへのリアコ・ガチ恋が成就する可能性は、ファンと結婚した元アイドルや有名芸能人の事例が示すように、ゼロではありません。

しかし、それは極めて稀なケースであり、一般的なことではないと理解しておくことが大切です。

推しとの関係においては、節度を守り、相手のプライバシーを尊重する姿勢が何よりも求められます。

リアコ・ガチ恋の感情は、時として大きな精神的負担や「しんどさ」を伴うこともあります。

その感情とどう向き合い、どのようにバランスを取っていくかが重要になるでしょう。

もし現在の状況が苦しいと感じるなら、一度推しと距離を置いたり、新たな趣味や関心事を見つけたりすることも、心の安定を取り戻すための一つの手段です。

自身の感情を客観的に見つめ直し、より充実した生活を送ることができるようにしましょう。