好きだけど担降りする人の心理|後悔しない決断のためのポイント

悩み・疑問・雑学
記事内に広告が含まれる場合があります。

「好きなのに、なぜか担降りしたい…」そんな矛盾した感情に悩んでいませんか?

大好きな推しを応援する気持ちは変わらないのに、漠然とした不安や違和感を感じ、このまま推し活を続けて良いのか迷っている方もいるかもしれません。

好きだけど担降りしたいという気持ちは、多くのファンが経験する葛藤です。

この記事では、担降りを考える理由や、その背景にある心理を詳しく解説します。

また、担降りを決意しても実行に移せない人のための対処法や、新たな一歩を踏み出すヒントもお伝えします。

ぜひ、この記事を参考に、ご自身の推し活を見つめ直すきっかけにしてみてください。

記事の内容
  • 好きだけど担降りを考える5つの主な理由
  • 担降りをためらう心理的要因
  • 担降りを決意するための具体的なステップ
  • 自分の気持ちを整理するためのヒント
  • よくある質問
スポンサーリンク

好きだけど担降りするのはなぜ?

アイドルやアーティストを応援することは、多くの人にとって大きな喜びです。

しかし、時にはその応援をやめる、いわゆる「担降り」を考えることもあります。

好きな気持ちがあるにもかかわらず担降りする理由は複雑で、個人的な事情や外部要因が絡み合っています。

好きだけど担降りする理由

担降りを考える理由は多岐に渡ります。

以下に主な理由を挙げます。

  • 生活の変化
  • 経済的な制約
  • 推しの活動や方向性の変化
  • 推しのスキャンダルや言動への失望
  • 推しに親近感を感じられなくなった

生活の変化

人生には様々な転機が訪れます。

進学、就職、結婚、出産、転居など、生活環境が大きく変化することで、これまで当たり前だった日々のルーティンや使える時間も変わっていくものです。

こうしたライフステージの変化は、推し活にも影響を及ぼします。

学生時代は自由に使える時間が多く、ライブやイベントに気軽に参加できた人も、社会人になると時間の制約が増え、以前のように推し活に時間を割くことが難しくなるかもしれません。

また、結婚や出産といったライフイベントは、生活の中心となるものが変化することを意味します。

子育てが始まれば、子供中心の生活になり、自分のための時間は限られてきます。

これまで推し活に費やしていた時間や情熱を、家族との時間や子育てに注ぐようになるのは自然な流れでしょう。

このように、生活の変化は推し活への熱量や優先順位に変化をもたらします。

結果として、好きという気持ちは持ち続けていても、推し活から距離を置く、いわゆる担降りという選択をする人もいるのです。

経済的な制約

推し活には、一定の費用がかかります。

コンサートや舞台のチケット代、グッズ購入費、遠征費用など、活動内容によっては支出が増える傾向にあります。

趣味として楽しむためには、これらの費用を捻出しなければなりません。

しかし、個人の経済状況は常に一定とは限りません。

収入の減少や予期せぬ出費の発生など、経済的な理由から推し活を継続することが困難になるケースも考えられます。

例えば、

  • 就職活動中の学生
  • 家庭を持つ社会人
  • 病気や怪我による収入減

といった状況では、これまでのように自由に使えるお金が減ってしまう可能性があります。

好きという気持ちはあっても、推し活を縮小せざるを得ない状況に直面するかもしれません。

グッズの購入を控える、イベントへの参加頻度を減らすなど、支出を抑える努力をする必要が生じるでしょう。

場合によっては、担降りという選択をする人もいます。

ちなみに、株式会社大黒屋が2023年4~5月に推し活をしている男女1,000人を対象に実施した調査によると、全体の43%が推し疲れを感じていて、そのうちの半数以上が理由として「出費がきつい」と回答しています。

参考:推し活に使うお金は月平均16,605円!1,000人の推し活事情を調査|大黒屋マネーガイド

推しの活動や方向性の変化

アーティストやアイドル、俳優など、様々な分野で活動する推しは、常に変化し続けるものです。

音楽性や表現方法の変化、活動範囲の拡大、新しいジャンルへの挑戦など、その変化は多岐に渡ります。

ファンは、当初魅力的に感じていた推しの個性や活動内容に惹かれて応援を始めます。

しかし、時間の経過とともに推しの活動や方向性が変化し、当初の魅力を感じられなくなるケースも少なくありません。

例えば、

  • 音楽性の変化
  • 出演作品のジャンル変更
  • グループからソロ活動へのシフト
  • 活動頻度の減少
  • 芸能活動以外の分野への進出
  • グループメンバーの脱退や加入

など、変化の内容は様々です。

これらの変化が、ファン自身の嗜好と合わなくなってしまう場合、応援するモチベーションが低下する可能性があります。

好きという感情は変化していなくても、活動内容への興味が薄れることで、推し活を継続する意味を見失ってしまう場合もあるでしょう。

結果として、担降りという選択に至るケースも考えられます。

推しのスキャンダルや言動への失望

応援している推しのスキャンダルや不適切な言動は、ファンにとって大きなショックとなる場合があります。

特に、倫理的に問題のある行動や、ファンを軽視するような言動は、これまで積み重ねてきた信頼関係を損なう可能性があります。

ファンが失望感を感じ、応援する気持ちを失ってしまうケースも考えられるでしょう。

スキャンダルや問題行動には、以下のようなものが含まれます。

  • 違法行為
  • 不倫や浮気
  • 不適切な発言
  • SNSでの炎上
  • 契約違反

これらの出来事は、ファンが推しに対して抱いていたイメージを大きく損なう可能性があります。

好きという感情は簡単に消えるものではありません。

しかし、信頼関係が崩れてしまった場合、応援を続けることが難しくなる場合もあります。

結果として、担降りという選択をする人もいるでしょう。

スキャンダルや言動によって失われた信頼を取り戻すことは容易ではなく、ファンが推しを応援し続けるかどうかは、それぞれの判断に委ねられます。

推しに親近感を感じられなくなった

デビュー当時から応援している推しが、徐々に人気を獲得し、大きな舞台で活躍するようになるのは、ファンにとって喜ばしいことです。

しかし、それと同時に、推しとの距離が遠くなったと感じるファンもいるかもしれません。

最初は小さな会場で活動していた推しが、アリーナやドームといった大きな会場でパフォーマンスをするようになり、ファンとの物理的な距離が生まれることは避けられない側面があります。

また、メディアへの露出が増えることで、推しは手の届かない存在へと変化していく可能性があります。

以前はSNSでファンと直接交流していた推しが、活動の規模拡大に伴い、運営管理になるケースも珍しくありません。

このような変化は、ファンが推しに親近感を感じていた部分が変わってしまったと感じる原因となるでしょう。

好きという気持ちはあっても、以前のような親近感を持てないと感じることで、徐々に推し活への熱意が薄れていく場合があります。

結果として、担降りを考えるきっかけになることがあるのです。

担降りしたいけどできない心理

担降りは、長年応援してきた推しとの関係に終止符を打つことを意味します。

そのため、担降りをしたいと思いつつも、実際に行動に移すことに躊躇してしまうケースも少なくありません。

担降りできない心理には、以下のような要因が考えられます。

  • 長年の思い入れや愛着が断ち切れない
  • 過去の思い出や楽しかった経験への執着
  • 推しやファン仲間との関係性を失うことへの不安
  • 「裏切り者」と思われることへの罪悪感
  • 推しの今後の活動を見守りたい気持ち
  • 担降り後の生活や趣味の空白に対する恐れ
  • 担降り後の喪失感への不安

過去のライブやイベントの思い出、一緒に応援してきたファン仲間との繋がりは、大切な財産です。

これらの思い出や人間関係を失ってしまうことへの不安が、担降りを躊躇させる一因となるでしょう。

また、推しを応援することで得られていた喜びや高揚感が、担降りによって失われてしまうのではないかという不安も考えられます。

推しが生活の中心だった人にとって、担降りが大きな喪失感に繋がる可能性も否定できません。

これらの複雑な感情が絡み合い、担降りしたい気持ちと、できない気持ちがせめぎ合う状態が生まれるのです。

勇気を出して担降りする方法

担降りは、これまで情熱を注いできた推し活との区切りをつける、大きな決断です。

そのため、担降りに踏み切るには、勇気が必要となる場合もあります。

しかし、担降りは決してネガティブな選択ではありません。

自分自身の変化や状況に合わせて、より自分らしい生き方を選択するための、前向きな一歩と捉えることもできます。

以下に、担降りを検討する際に役立つポイントをいくつか挙げます。

  • 自分の気持ちを整理する:まずは、自分の感情をしっかりと見つめ直すことが重要です。推しに対する愛情や思い出を振り返り、なぜ担降りを考えているのかを明確にすることで、心の整理が進みます。
  • 他の趣味を見つける:推し活以外の趣味を見つけることで、視野を広げ、新たな喜びや充実感を得られる可能性があります。推し活に費やしていた時間やエネルギーを、別の活動に転換することで、スムーズな担降りに繋がるかもしれません。
  • 少しずつ距離を置く:一気に担降りをするのが難しい場合は、いきなり推し活を全てやめるのではなく、少しずつ距離を置く方法もあります。SNSのフォローを外したり、イベントへの参加を控えたりすることで、自然に心の整理が進むことがあります。

担降りの方法は人それぞれです。

自分にとって最適な方法を見つけ、無理なく「推し活」と向き合うことが大切です。

担降りで後悔しないためには?

担降りは、大きな決断です。

後になって後悔しないためには、いくつかのポイントを踏まえておくことが重要になります。

感情的な決断ではなく、冷静に自分自身と向き合い、将来を見据えた選択をする必要があります。

担降りで後悔しないためのポイントを以下にまとめました。

  • 周囲の意見に惑わされない:友人や他のファンからの意見に左右されず、自分の意思で決断することが重要です。周囲の意見を参考にすることは大切ですが、最終的な判断は自分自身で行う必要があります。
  • 焦って決断しない:担降りを焦って決断する必要はありません。時間をかけて考え、本当に担降りが自分にとって最適な選択なのかどうかを見極めることが重要です。
  • 完全に断ち切らなくても良いと考える:「担降り=完全に関係を断つ」と考える必要はありません。イベントに参加する頻度を減らす、グッズの購入を控えるなど、徐々に距離を置く方法もあります。推しとの関わり方を変化させることで、気持ちの整理がつく場合もあります。

担降りは、人生における一つの転換期です。

焦らず、自分のペースで前に進むことが、後悔のない担降りにつながります。

好きだけど担降り:よくある質問

最後に、よくある質問に回答します。

担降り報告はうざい?

担降り報告の受け取られ方は、人によって様々です。

一部のファンは、担降り報告をポジティブに捉え、その人の新たな一歩を応援する気持ちで受け止めます。

一方で、担降り報告を不快に感じる人もいます。

担降り報告をする際は、以下の点に注意するとよいでしょう。

  • 個人のSNSアカウントで行う
  • 簡潔に伝える
  • 推しや他のファンを批判しない
  • 感謝の気持ちを忘れない

担降り報告は義務ではありません。

自分の気持ちに正直に、必要だと感じた場合にのみ行うことをおすすめします。

未練がある場合はどうすればいい?

担降りを決意しても、未練が残るのはよくあることです。

過去の楽しかった思い出や推しへの愛着が、完全に消えるまでには時間がかかる場合もあります。

無理に気持ちを断ち切ろうとせず、時間をかけて徐々に整理していくことが大切です。

推しに関する情報を一時的に遮断したり、グッズを整理したりすることで、少しずつ距離を置くことができます。

また、他の趣味や活動に時間を費やすことで、気持ちを切り替える助けになる場合もあります。

担降りしたらグッズはどうする?

担降り後のグッズの取り扱いは、多くの人が悩む点です。

売却、譲渡、保管、処分など、様々な選択肢があります。

売却する場合は、フリマアプリや買取業者などを利用する方法が一般的です。

譲渡する場合は、友人や知人、あるいはSNSを通じて希望者を募る方法があります。

保管する場合は、適切な環境で保管し、劣化を防ぐための対策が必要です。

処分する場合は、各自治体のルールに従って適切な方法で処分しましょう。

それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。

自身の状況や気持ちに合わせて、最適な方法を選択することが重要です。

思い入れの強いものだけを残し、他は処分するという選択肢もあります。

好きだけど担降り:まとめ

担降りは、ファンにとって複雑な感情を伴う決断です。

生活の変化、経済的制約、推しの活動方針の変更、スキャンダルなど、様々な要因が影響します。

しかし、担降りを考えながらも実行できない心理もあります。

大切なのは、自分の気持ちに正直に向き合うことです。

焦らず、自分のペースで、未来の自分にとって最良の選択を見つけてください。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました